商店街で共通ポイントカードを運用する場合の注意事項

poinicardsystem

ポイントカードシステム導入前に!

【商店街で共通ポイントカードを運用する場合の注意事項】

商店街で運用する共通ポイントカードシステムの導入に対してよく問い合わせを頂きます。 当社でも過去に何度か導入をして参りました。 何をもって『成功』とするのか?にもよりますが、安易なシステム導入は危険だと感じています。

商店街などで各店舗共通ポイントカードを運用する場合、様々な問題が発生します。 この部分をどう対処するか?によって成果が大きく変わるはずで、ここに注意点を記しておきたいと思います。

●使用したポイントを現金換算しプールしなければならない

ポイントカードを複数店舗で運用しポイントを共有する場合、 ポイントの管理センターなどを設けなければなりません。 各店で使用したポイントを現金換算し一旦預ける事でポイントの共有が可能になります。 ポイントを共有する場所を作るのです。
point運用図1

●実際にポイントが使用されるのはどれくらい?

ポイント運用による販促や1ポイント辺りの金額、またポイントサービスの内容によってポイント使用率は大きく変わりますが、 売上の5%を1ポイント1円で付与する場合の殆どが全体の30%前後のポイントしか使用されません。 従って、管理事務局に支払う金額を100%とした場合、そのウチお客様が使用してくれる金額が30%と言う事になります。
この状態を補うためには、ポイントを使用した販促を行ったり、様々な工夫が必要となります。

●商店街で共通ポイントカードを使用して有利な店、不利な店。

商店街の場合、様々な業種のお店があり共通のサービスと言うものはなかなか難しく、 サービスの内容によっては有利な業種と不利な業種がどうしても出てしまいます。 共通ポイントサービスも例外ではなく有利なお店と不利なお店があります。 ※商品の原価率、客単価などでポイント付与、ポイント利用を考慮しなければなりません。 商品の原価率と価格によってポイントの割引率が大きく変わります。
point比較
各商店は、ポイントカードを他店と共有する事で、お客様が使用したポイント金額を管理事務局に支払わなければならなくなり、 そしてお客様が自店でポイントを使用してくれない限り永遠に支払いが増え続ける事になります。 上記にポイント使用率は平均30%と記しましたがあくまでも平均値です。月間10000万円分のポイント換算費を支払い、 3000円のポイント使用費をもらう事になるのですが差額の7000円は値引きとなるので運用時に十分注意してください。

《客単価の低いお店の方がポイントは使用されやすい》
自店でポイントを使用してくれなければ、ポイントによる収入は0円となり、 ポイントを使用しやすい客単価の低いお店が有利になります。 呉服店など客単価が非常に高いお店はポイントによる支払いが増えるだけになり、逆に客単価の低い小売店は有利になりますので、 その辺を考慮した運用が必要になります。
どっち?
※商店街で共通ポイントカードを運用する場合、客単価の低いお店の方が断然有利になります。
【例】10000円のメガネを購入し、その足でラーメン店に入りポイントで500円のラーメンを食べれば メガネ店がお客様のラーメン代金を負担する事になります。↓↓↓ 一概にメガネやが損をしているわけでなく、共通ポイントカードがあったからお客様が来店されたのかもしれません。 その辺の判断は非常に難しいのですが、はじめから割引をしているという考えを持っていた方が スムーズな運用ができると思います。
どっり?2
商店街で共通ポイントカードを運用する場合、上記内容を踏まえた上で導入をご検討ください。 恐らく、共通ポイントカードを導入するだけでは、商店街全体が活性化する事はないでしょう。ポイント消化に有利なお店の 集客が良くなる事はあると思います。 ただのポイントカード導入では、単なる割引で終わってしまい経営を圧迫する事も多くあり、 取得した顧客データを活用し営業内容の改善をくりかえし、その上でポイントカードを活用した定期的なイベント企画など を実施し、カードを持ったお客様に対して常に特典を与え続ける必要があると感じています。 しかし、ポイントシステム導入により商店街が活性化すれば、ここに記したマイナス条件は簡単に帳消しになります。 逆に、活性化できなければリスクだけ背負うことになります。インターネットの普及により、様々な情報が安易に手に入る 現代社会では、顧客は流動化し、固定化しなくなっています。ポイントカードを発行した所で、 顧客を固定化する事は難しいはずで、単なる割引ツールで終わってしまう事も多くあります。 ひょっとしたら常連のお客様に対して感謝の気持ちで ポイント割引するツールとして考えた方がいいのかもしれません。
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